★一発理解PPシリーズ★                                 作業手順の重複は何? 用途は?  !今日の内容はPPの知識がないと難しいかも!! 

目次

ステージ1 難易度★★★★ 作業手順に必須重複があるけど、必須重複にしたらどうなるの?

作業手順に必須重複があるけど、必須重複にしたらどうなるの?

この説明はちょっと難しいかも まず設定箇所から見てみましょう!

うまい君

業務上ほぼ重複なしで使うかもしれないけど、必須重複の動きを知っておくといろんな提案が可能になる。

ステージ2 難易度★★★★ 例を見ながら理解しましょう!

必須重複を選択した時と、重複なしを選択した時の違いは何?

以下の例を見たら一発理解できるぜい

①まず重複なしの作業手順場合のリードタイム計算を見てみましょう

作業手順工程重複あり/なし作業区段取時間処理時間
作業手順10重複なしA10MIN20MIN
作業手順20重複なしA20MIN30MIN
作業手順30重複なしA30MIN40MIN

作業手順10
(段取時間)+(処理時間)= 10MIN +20MIN=30MIN
+作業手順20 
(段取時間)+(処理時間)= 20MIN +30MIN=50MIN
+作業手順30
(段取時間)+(処理時間)= 30MIN +40MIN=70MIN
=150MIN

②作用手順重複ありの場合のリードタイプ計算を見てみましょう

マスタ(作業手順が以下の3工程あると仮設する、その中で作業手順20のみ必須重複をする) 

作業手順工程重複あり/なし作業区段取時間処理時間
作業手順10重複なしA10MIN20MIN
作業手順20重複ありA20MIN30MIN
作業手順30重複なしA30MIN40MIN

作業手順10
(段取時間)+(処理時間)= 10MIN +20MIN=30MIN
+作業手順30(作用手順20工程は作業手順30工程と重複で実行される。)
(段取時間)+(処理時間)= 30MIN +40MIN=70MIN
=100MIN

つまり、重複ありの工程(例の作業手順20)は次の作業手順(例の作業手順30)工程と作業を同時に実行することができる。

ステージ3 難易度★★★★★ 重複工程が次の工程よりリードタイムが長い場合も同じ?

重複工程が次の工程よりリードタイムが長い場合も同じ?

いやいや同じではない、以下を見たら一発で分かるぜい!

①まず重複なしの作業手順場合のリードタイム計算を見てみましょう

作業手順工程重複あり/なし作業区段取時間処理時間
作業手順10重複なしA10MIN20MIN
作業手順20重複なしA30MIN40MIN
作業手順30重複なしA20MIN30MIN

作業手順10
(段取時間)+(処理時間)= 10MIN +20MIN=30MIN
+作業手順20 
(段取時間)+(処理時間)= 30MIN +40MIN=70MIN
+作業手順30
(段取時間)+(処理時間)= 20MIN +30MIN=50MIN
=150MIN

②作用手順重複ありの場合のリードタイプ計算を見てみましょう

マスタ(作業手順が以下の3工程あると仮設する、その中で作業手順20のみ必須重複をする) 

作業手順工程重複あり/なし作業区段取時間処理時間
作業手順10重複なしA10MIN20MIN
作業手順20重複ありA30MIN40MIN
作業手順30重複なしA20MIN30MIN

作業手順10
(段取時間)+(処理時間)= 10MIN +20MIN=30MIN
+作業手順20(作用手順20工程は作業手順30工程と重複で実行される。)
(段取時間)+(処理時間)= 30MIN +40MIN=70MIN
=100MIN

纏めると、ステージ2とステージ3の総リードタイム時間は変わっていないが、重複工程のリードタイム時間と次工程のリードタイム時間の長さによって若干動きが違うので要注意!

これで全ステージ制覇! さあ、次の冒険に出発だ!  
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作業手順の重複について、何か疑問点があればコメント残してね!!

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