★一発理解PPシリーズ★ バックフラッシュとは? 用途は?

目次

ステージ1 難易度    バックフラッシュとは何?

バックフラッシュとは何

簡単簡単以下を見たら一発理解できるぜい

ステージ2 難易度★★ バックフラッシュの設定箇所はどこ?

バックフラッシュの設定箇所はどこ?

簡単だよ以下を見たら一発理解できるぜい

設定箇所T-Code
品目マスタMM01/MM02
作業区CR01/CR02
製造指図CO01/CO02

これって優先順位ないの?

良いところを聞くね、さすがミニBOSS 以下の優先順位だよ
製造指図>作業区>品目マスタ

ステージ3 難易度★★★ バックフラッシュの用途は? メリットとデメリットは?

分かりやすくするために、SAP画面を見ながら用途を見てみましょう!

◆品目マスタ MRP2View

品目マスタ説明用途
1.常時バックアップ対象品目は他のフラグに関係なく、常にバックフラシュ品である。品目単位でバックフラシュ品である場合、1を設定する
2.作業区にバックフラシュ決定対象品目は作業区によって、バックフラシュ品か非バックフラシュ品か決まる。作業区によって、バックフラシュ品になったり、非バックフラシュ品の場合は、2を設定する

◆作業区

作業区マスタ説明用途
バックフラシュ(区分)品目マスタ バックフラシュ=’2′ 且つ作業区マスタ バックフラシュ(区分)=’ON’の場合のみ、バックフラシュ品になる。作業区でバックフラシュ品か非バックフラシュかを決めたい場合作業区のバックフラシュ区分を使用、つまり、品目はある作業区ではバックフラシュ品だが、ある作業区ではバックフラシュではない。

◆製造指図

製造指図説明用途
バックフラシュ製造指図の構成品目明細のバックフラシュがONになる場合、品目マスタや作業区マスタに関係なく、バックフラシュ品になる。
そもそも、品目マスタや作業区マスタにバックフラシュを設定する目的としては製造指図を登録する時自動でこのバックフラシュフラグをONにするためである。
バックフラシュ品は品目や作業区で自動判断するのではなく、指図登録する時、自社在庫等を確認の上、バックフラシュ品にするかしないか判断する場合このフラグを使用。(筆者はデータ移行の時にバックフラシュ区分を直接製造指図に入れたことがある。)

バックフラッシュ使った時のメリットとデメリットはなに?

メリットデメリット
構成品目をマニュアルで出庫する必要がないため、作業時間を短縮することが可能。
SAP標準処理であるため、特別な開発工数は発生しない
ロット等の原因でエラーデータが大量にCOGIに貯まるかも
COGIにエラーデータが貯まると実在庫と論理在庫が合わなくなる。
マイナス在庫等発生、基本毎日エラー発生していないか確認が必要

ステージ4 難易度★★★★ 製造指図の画面を見ながら、なぜ便利か見てみましょう

実際の製造指図の画面を見ながらもっと理解を含めましょう!

1.品目マスタにバックフラシュ=’1’で設定する

2.製造指図を登録すると自動でバックフラシュフラグがついた。

3.実績計上して見ましょう!

これは本当? 歩留数を5にしたら、構成品目は50になるの?
※ここで親品:子品目=1:10である

そうだよ、歩留数量を変更てみるからよく見てね!

4.構成品目を全部出庫したら、製造指図のステータスは変わるかな

エラーが発生したらどのように確認できる?

COGIのTCODEでエラーを確認することは可能、以下のイメージを見て!

5.バックフラッシュでエラーが発生した時、エラー内容を確認しましょう! TCODE:COGI

5-1.COGI選択画面 TCODE:COGI

5-2.COGI エラー詳細画面

5.3.COGI エラー詳細画面で再編集して実行することが可能。(対象明細をダブルクリックすると以下の画面に遷移される。)

バックフラッシュですぐ処理するのではなく、後で一気に処理することは可能?

さすがBOSS 質問レベルが違うね!!! 方法はあるぜい以下を見て!

6.バックフラッシュを後で処理したい場合、以下のカスタイズが必要!

6.1 TCODE:OPKC

6.1 TCODE:OPK4

6-2.バックフラッシュ=”2″に設定した後画面のイメージを見ましょう!

6-2-1.T-CODE: CO11N
6-2-2.T-CODE: CO1P 実行対象を選択して保存すると入出庫伝票が発生する。

これで全ステージ制覇! さあ、次の冒険に出発だ!  
※いいねボタンは忘れないでね

バックフラッシュについて、何か疑問点があればコメント残してね!!

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